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マルコム先生の書いて身につく科学英語ライティング

マルコム・フィッツアール  西澤 伊津子 訳

B5並製・

ISBN: 9784876988907

発行年月: 2015/10

  • 本体: 2,900円(税込 3,190円
  • 在庫あり

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内容

初めて英語論文を書くことになったけど,一体何から始めよう…。そんな不安に立ちすくむ学生のために,40年に亘り様々な国籍の学生を指導してきた著者が提示する最初の一歩。日本人が犯しがちな文法ミスから、論文らしい英語の書き方、論文の構成、各パートの書き方まで、科学英語の基本を丁寧に確認する。

プロフィール

[著者紹介]
マルコム・フィッツアール(Malcolm Fitz-Earle Ph.D.)
京都大学農学部客員教授(日本)
キャピラノ大学生物学部名誉教授(カナダ・ノースバンクーバー)
著者ホームページ http://www.malcolmfitzearle.com

[訳者紹介]
西澤 伊津子(にしざわ いつこ)
京都大学文学部卒業後,新聞社に勤務。2006年London School of Economics and Political Scienceにて社会人類学修士(MSc in Social Anthropology)取得。現在は英語講師,通訳・翻訳業。

目次

はじめに

Part1 英語のライティング

1 ライティングの基本原則
1.1 文法:動詞に注意
1.2 句読点:コンマ,コロン,セミコロンの使い方
1.3 スペリング:スペルチェックと間違いやすい語のペア
1.4 肯定文と否定文:二重否定を避ける
1.5 名詞:可算名詞と不可算名詞に注意
1.6 冠詞:“a”,“the”と無冠詞を使い分ける
1.7 大文字を正しく使う
1.8 i.e. と e.g. の使い方
1.9 アポストロフィー(’)の使い方

2 明瞭・簡潔に書く
2.1 重要ポイントはセンテンスやパラグラフの最初に置く
2.2 “〜ing”を多用しない
2.3 あいまい語を使わない
2.4 疑念やエビデンス不足を感じさせない書き方
2.5 中身のない主観的な言葉は使わない
2.6 程よい長さの文を書こう
2.7 シンプルな言葉を使おう
2.8 センテンス内での語の繰り返しを避けよう
2.9 文を膨らませる無駄な語を使わない

3 科学・技術系ライティング特有の重要ポイント
3.1 標準的な英語を用いる
3.2 例示や引用のためのカッコの使い方
3.3 カッコを使いすぎない
3.4 “and so on”と“etc.”は使わない
3.5 略語は使わない
3.6 頭字語の使い方
3.7 文献引用の作法
3.8 同じ情報を繰り返し書かない
3.9 数字を使って伝える
3.10 専門用語を定義する
3.11 人称代名詞の使用について
3.12 受動態より能動態で

Part 2 科学技術系論文とプレゼンテーションのライティング

4 査読付き英語論文の書き方
4.1 まず,最初にすることは?
4.2 査読のプロセス
4.3 科学・技術系論文の書き方
4.4 論文の新しいフォーマット
4.5 引用,引用文献,ウェブ情報源について

5 科学・技術系のプレゼンテーションの方法
5.1 パワーポイントを使った英語プレゼンテーションの方法
5.2 英語でのポスター発表の方法

6 論文,プレゼンテーションの査読・審査文の書き方
6.1 査読文の書き方
6.2 プレゼンテーションの評価の書き方


参考文献・引用文献
Exercise 解答例
謝辞
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