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学術選書 085

生老死の進化

生物の「寿命」はなぜ生まれたか

高木 由臣

四六並製・330頁

ISBN: 9784814001811

発行年月: 2018/11

  • 本体: 1,800円(税別)
 
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内容

ヒトは死ぬことができるように進化した?! すべてのヒトはいずれ死ぬが、大腸菌は条件さえ整えば半永久的に増殖し続ける。一方同じ単細胞生物でもゾウリムシは一定の分裂回数という“寿命”をもち、有性生殖によるリセットを繰り返す。いったい何が、老死をもつ生物ともたない生物を分けたのか。生物の基本単位である細胞を基点とすることで、生物の多様な生のあり方と、その進化の鍵を握る暴走性と抑制系のせめぎ合いが見えてくる。生命の本質をとことん考える一冊。

プロフィール

高木 由臣(たかぎ よしおみ)

1941年生まれ。理学博士。奈良女子大学名誉教授。1965年静岡大学卒業、京都大学大学院理学研究科入学。1969年同博士課程中退、京都府立医科大学教養課程助手、講師(1974)。
1975年奈良女子大学理学部助教授、教授(1994)、理学部長(2000)。1981年ワイオミング大学(米)・ミュンスター大学(独)客員研究員。1988年日本動物学会論文賞。2005年奈良女子大学定年退職。
著書 『生物の寿命と細胞の寿命』(平凡社1993)、『寿命論』(NHK出版2009)、『有性生殖論』(NHK出版2014)。 共著に『生命システム』(青土社1997)、『Paramecium』(Springer,1988)、『ゾウリムシの遺伝学』(東北大学出版会1999)、『ダイナミックスからみた生命的システムの進化と意義』(国際高等研究所2008)、『生きものなんでも相談』(大阪公立大学共同出版会2009)、『生き延びること』(慶応義塾大学出版会2009)、『生物進化の持続性と転移』(国際高等研究所,2011)、他。
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