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北魏道武帝の憂鬱

皇后・外戚・部族

田 余慶 著 田中 一輝・王 鏗 訳

A5上製・488頁

ISBN: 9784814001910

発行年月: 2018/12

  • 本体: 5,500円(税別)
 
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内容

文字通りの「カオスと暴力の時代」五胡十六国を終わらせた拓跋部。なぜ彼らは,抗争に明け暮れる諸勢力を駆逐し,新しい秩序の誕生を促すことができたのか。本書は北魏後宮における「子貴母死(子貴ければ母死す)」制こそが,その秘密だと見抜く。皇帝位の継承順序の安定化をはかるために,あろうことか君主が自身の妻を惨殺するという,中国史においても人倫に悖るとされてきたこの制度こそ,外戚勢力を抑え抗争を最小化する秘密だったのだ。

プロフィール

著 者

田 余慶(でん よけい、Tian Yuqing)
1924年 陝西省南鄭県生まれ(原籍:湖南省湘陰県)
湘雅医学院、西南連合大学で学んだ後、1950年、北京大学歴史系卒業
北京大学文科研究所助教、北京大学歴史系助教・講師・教授、歴史系主任、系学術委員会主席、校学術委員会・学位等委員会委員、国務院学位委員会歴史学科評議組成員等を歴任
2014年12月逝去、享年90

訳 者

田中 一輝(たなか かずき)
1983年 愛知県瀬戸市生まれ
2006年 立命館大学文学部卒業
2012年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)
現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員

王 鏗(おう こう、Wang Keng)
1964年 浙江省杭州市生まれ
1985年 北京大学中国語文学系卒業
2012年 京都大学博士(文学)
現在、北京大学歴史学系副教授
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