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岩倉使節団とイタリア

岩倉 翔子 編著

菊上製・278頁

ISBN: 9784876980468

発行年月: 1997/08

  • 本体: 3,200円(税込 3,520円
  • 在庫なし

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内容

小国分立から統一へ---共通する課題を抱えていた前世紀半ばのイタリアと日本。両国の近代化の担い手達は、互いをどう捉え何を思惑したのか。イタリア側の新資料を駆使しながら、岩倉使節団史、日伊の近代化史の研究に新しい光を当てる。

書評

『日本経済新聞』1997年9月28日、評者:牧内岩夫氏

目次

口絵

第一部 日伊の近代化 岩倉具忠
1-1 日伊交流に見られる問題点
1-2 近代化と言語の変容——イタリアと日本の場合——

第二部 イタリア側資料から見た岩倉使節団 岩倉翔子
岩倉使節団のイタリアにおける行程図
2-0 資料解説
2-1 イタリア訪問以前の動き
2-2 カゼルタ王宮訪問
2-3 ヴェネツィア訪問を中心として
2-4 イタリアの四都市訪問
2-5 「岩倉使節団のイタリアにおける行程」再考

第三部 岩倉使節団とその周辺 岩倉翔子 訳
3-1 ロマーノ・ウゴリーニ イタリアの岩倉使節団
   ——日伊関係黄金時代(一八七三〜一八九六)のあけぼの——
3-2 エンリーカ・コッロッティ・ピシェル 岩倉使節団の国際的背景
3-3 クラウディオ・ザニエル 岩倉使節団の時代における絹と日伊通商関係
3-4 アドリアーナ・ボスカロ イタリアを訪れた最初の日本人
3-5 アドルフォ・タンブレッロ 日本最初の国際化における岩倉使節団
3-6 シルヴァーナ・デ・マイヨ 岩倉使節団と西洋科学技術

あとがき  

索  引
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