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西洋古典叢書 G061

モラリア 5

プルタルコス 丸橋 裕 訳

四六変上製・385頁

ISBN: 9784876981823

発行年月: 2009/03

  • 本体: 3,700円(税込 4,070円) 月報79
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内容

プルタルコスの神学的著作で現存する作品のうち、本書は、エジプト神オシリスをめぐる神話を題材とした『イシスとオシリスについて』と、『デルポイのEについて』『神託の衰微について』などギリシアの巫女ピュティアをめぐっておこなわれた三つの対話篇を収録し、デルポイの神官であった著者が得意の神学的思索を展開している。

プロフィール

丸橋 裕(まるはし ゆたか)
兵庫県立大学教授
1954年 大阪府生まれ
1988年 京都大学大学院博士課程学修退学
2004年 京都大学博士(文学)
2006年 神戸大学非常勤講師等を経て現職

主な著訳書
『イリソスのほとり ─ 藤澤令夫先生献呈論文集』(共著、世界思想社)
『ソクラテス以前哲学者断片集』I—III(共訳、岩波書店)
スレザーク『プラトンを読むために』(共訳、岩波書店)
カーク/レイヴン/スコフィールド『ソクラテス以前の哲学者たち(第2版)』(共訳、京都大学学術出版会)

目次

イシスとオシリスについて 

ピュティアをめぐる対話篇

デルポイのEについて
ピュティアは今日では詩のかたちで神託を降ろさないことについて
神託の衰微について

解説

月報79
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