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アヴァンギャルドの世紀
A5上製, 457 pages
ISBN: 9784876984312
pub. date: 11/01
- Price : JPY 4,600 (with tax: JPY 5,060)
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アヴァンギャルドは20世紀最大の芸術運動だといわれる。ダダ、シュールレアリスムにはじまり、ポップアートやヌーヴォロマン、ヌーベルヴァーグにいたるまで、ほとんど世紀の全般をおおいつくした。本書は、こうしたアヴァンギャルドの理念と歴史的展開を、全世界的な広がりのなかで総合的に展望したものである。
井波 陵一(いなみ りよういち) 京都大学人文科学研究所
萬 朋子(う ともこ) 帝塚山学院大学文学都
宇佐美 斉(うさみ ひとし)* 京都大学人文科学研究所
大浦 康介(おおうら やすすけ) 京都大学人文科学研究所
篠原 資明(しのはら もとあき) 京都大学総合人間学部
丹治恒次郎(たんじ つねじろう) 関西学院大学法学部
ピェール・ドゥヴォー(Pierre Devaux) 甲南女子大学文学部
永田 靖(ながた やすし) 大阪大学大学院文学研究科
ピェール・バイヤール(Pierre Bayard) パリ第八大学
松島 征(まつしま ただし) 京都大学総合人間学部
水田 恭平(みずた きょうへい) 神戸大学国際文化学部
森本 淳生(もりもと あつお) 京都大学人文科学研究所
吉田 城(よしだ じょう) 京都大学大学院文学研究科
(50音順、*は編者)
萬 朋子(う ともこ) 帝塚山学院大学文学都
宇佐美 斉(うさみ ひとし)* 京都大学人文科学研究所
大浦 康介(おおうら やすすけ) 京都大学人文科学研究所
篠原 資明(しのはら もとあき) 京都大学総合人間学部
丹治恒次郎(たんじ つねじろう) 関西学院大学法学部
ピェール・ドゥヴォー(Pierre Devaux) 甲南女子大学文学部
永田 靖(ながた やすし) 大阪大学大学院文学研究科
ピェール・バイヤール(Pierre Bayard) パリ第八大学
松島 征(まつしま ただし) 京都大学総合人間学部
水田 恭平(みずた きょうへい) 神戸大学国際文化学部
森本 淳生(もりもと あつお) 京都大学人文科学研究所
吉田 城(よしだ じょう) 京都大学大学院文学研究科
(50音順、*は編者)
序 文 今なぜアヴァンギャルドか(宇佐美 斉 )
第一章 言説としてのアヴァンギャルド
宣言の時代とアヴァンギャルド(大浦 康介)
一 宣言の時代
二 芸術の前衛と政治の前衛
三 運動と機関誌
四 断章形式とオートポイエーシス
五 宣言的言説とは何か
六 文学の近代
七 文学の宣言騅韵貍の文学
近代の表裏ヴァレリーとブルトン
一 アヴァンギャルドとしてのシュルレアリスム
二 第一次世界大戦の衝撃
三 挑発とイロニー
四 アヴァンギャルドとデカダンス
危機の言説・美の言説ヴァルター・ベンヤミンの方法(水田 恭平)
はじめに
一 表象の危機
二 時代の危機
三 表象批判の原理構成的なもの
おわりに
レーモン・クノーにおける詩的言語の革命シュルレアリスムからパタフィジックを経てウリポに至る歩み(松島 征)
一 シュルレアリスム運動からの離脱
二 レーモン・クノーとコレージュ・ド・パタフィジック
三 レーモン・クノーとウリポ
四 結び ウリポとアヴァンギャルディスム
第二章 表象としてのアヴァンギャルド
アンリ・マティスと批評言語フォヴィスムの時代(丹治 恒次郎)
一 遅れた出発同時代の絵画的言語から離れて
二 ブリミティヴィスムとゴーガン
三 マティスとフォヴィスム
四 アポリネールが見たマティス
五 マティスにおける時間と空間
ビオメハニカとロシア・アヴァンギャルド(永田 靖)
一 アヴァンギャルド演劇と演劇性の動揺
二 演劇身体と劇の機能
三 感情の機械
四 観客の導入
音楽のアヴァンギャルド…霹1668霹ピエール・ドゥヴォー(森本淳生 訳)
はじめに
一 ラヴェル
二 録音再生
三 反復
四 騒音
五 沈黙
六 時間
七 聴くこと
八 アヴァンギャルドは存続する
第三章 モダニズムからアヴァンギャルドへ
新しいアイデアはどうしたら手に入れられるか…霹1668霹ピエール・バイヤール(大浦康介 訳)
一 応用精神分析から応用文学へ
二 ブルトンと応用文学
三 新しいアイデアを求めて
四 新しいアイデアⅠ反対思考
五 新しいアイデアⅡ自動思考
六 新しいアイデアⅢ精神病性思考
七 新しいアイデアⅣ集団的思考
八 新しいアイデアⅤ
プルーストからポール・モランへ新しい文学形式を求めて(吉田 城)
はじめに
一 プルーストとモラン、最初の出会い
二 一九一七年のパリ
三 『タンドル・ストック』
四 『タンドル・ストック』の手法
五 プルーストとポール・モラン
六 『タンドル・ストック』序文に見るプルーストのモラン観
七 速度の美学
八 『急ぐ男』と速度の危機
おわりに
モダンとアヴァンギャルドの差異プルーストの持権瞬間とブルトンの客観的偶然(禹 朋子)
一 隠喩的体験
二 客観的偶然
第四章 文明史におけるアヴァンギャルド
足穂と未来思想(篠原 資明)
一 未来派との出会い
二 ベルクソンの受容
三 A感覚論
四 未来的な存在
王国維の歴史研究アヴァンギャルドの時代に(井波 陵一)
はじめに
一 三種の境界(その一)
二 三種の境界(その二)
三 「大」とは何か
おわりに
アヴァンギャルドの時間意識(宇佐美 斉)
はじめに
一 近代における時間意識の偏向
二 アヴァンギャルドの夢「速度」の美と「時の黄金」
三 アンモナイトの夢螺旋紋様の時間
おわりに
第一章 言説としてのアヴァンギャルド
宣言の時代とアヴァンギャルド(大浦 康介)
一 宣言の時代
二 芸術の前衛と政治の前衛
三 運動と機関誌
四 断章形式とオートポイエーシス
五 宣言的言説とは何か
六 文学の近代
七 文学の宣言騅韵貍の文学
近代の表裏ヴァレリーとブルトン
一 アヴァンギャルドとしてのシュルレアリスム
二 第一次世界大戦の衝撃
三 挑発とイロニー
四 アヴァンギャルドとデカダンス
危機の言説・美の言説ヴァルター・ベンヤミンの方法(水田 恭平)
はじめに
一 表象の危機
二 時代の危機
三 表象批判の原理構成的なもの
おわりに
レーモン・クノーにおける詩的言語の革命シュルレアリスムからパタフィジックを経てウリポに至る歩み(松島 征)
一 シュルレアリスム運動からの離脱
二 レーモン・クノーとコレージュ・ド・パタフィジック
三 レーモン・クノーとウリポ
四 結び ウリポとアヴァンギャルディスム
第二章 表象としてのアヴァンギャルド
アンリ・マティスと批評言語フォヴィスムの時代(丹治 恒次郎)
一 遅れた出発同時代の絵画的言語から離れて
二 ブリミティヴィスムとゴーガン
三 マティスとフォヴィスム
四 アポリネールが見たマティス
五 マティスにおける時間と空間
ビオメハニカとロシア・アヴァンギャルド(永田 靖)
一 アヴァンギャルド演劇と演劇性の動揺
二 演劇身体と劇の機能
三 感情の機械
四 観客の導入
音楽のアヴァンギャルド…霹1668霹ピエール・ドゥヴォー(森本淳生 訳)
はじめに
一 ラヴェル
二 録音再生
三 反復
四 騒音
五 沈黙
六 時間
七 聴くこと
八 アヴァンギャルドは存続する
第三章 モダニズムからアヴァンギャルドへ
新しいアイデアはどうしたら手に入れられるか…霹1668霹ピエール・バイヤール(大浦康介 訳)
一 応用精神分析から応用文学へ
二 ブルトンと応用文学
三 新しいアイデアを求めて
四 新しいアイデアⅠ反対思考
五 新しいアイデアⅡ自動思考
六 新しいアイデアⅢ精神病性思考
七 新しいアイデアⅣ集団的思考
八 新しいアイデアⅤ
プルーストからポール・モランへ新しい文学形式を求めて(吉田 城)
はじめに
一 プルーストとモラン、最初の出会い
二 一九一七年のパリ
三 『タンドル・ストック』
四 『タンドル・ストック』の手法
五 プルーストとポール・モラン
六 『タンドル・ストック』序文に見るプルーストのモラン観
七 速度の美学
八 『急ぐ男』と速度の危機
おわりに
モダンとアヴァンギャルドの差異プルーストの持権瞬間とブルトンの客観的偶然(禹 朋子)
一 隠喩的体験
二 客観的偶然
第四章 文明史におけるアヴァンギャルド
足穂と未来思想(篠原 資明)
一 未来派との出会い
二 ベルクソンの受容
三 A感覚論
四 未来的な存在
王国維の歴史研究アヴァンギャルドの時代に(井波 陵一)
はじめに
一 三種の境界(その一)
二 三種の境界(その二)
三 「大」とは何か
おわりに
アヴァンギャルドの時間意識(宇佐美 斉)
はじめに
一 近代における時間意識の偏向
二 アヴァンギャルドの夢「速度」の美と「時の黄金」
三 アンモナイトの夢螺旋紋様の時間
おわりに