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エアロゾル用語集

日本エアロゾル学会編

菊上製・270頁

ISBN: 9784876986347     2004.9.13更新 PDF

発行年月: 2004/08

  • 本体: 2,900円(税別)
  • 在庫あり
 
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内容

重金属粒子やディーゼル黒煙等、有害粒子として議論され、また最近では超微細粒子の特性を生かした高機能材料や薬剤など、有用利用の技術にも関心が集まるエアロゾル。しかしその性状は極めて広範囲の因子に依ることから、基本的な理解さえ難しい。関係する全領域から重要語を選び解説を加えることで、その全体像を明らかにした用語集。

プロフィール

<編集委員長>
笠原 三紀夫(かさはら みきお)  京都大学大学院エネルギー科学研究科教授・研究科長
  関心領域と学会活動:エアロゾルを中心とした大気環境問題。日本エアロゾル学会会長、
  大気エアロゾル国際委員会委員等を歴任。
  主要著書:『明日のエネルギーと環境;及びその続編』(共著)日本工業新聞、
       1998、2001年。

<編集幹事>
東野 達(とうの すすむ)  京都大学大学院エネルギー科学研究科助教授
  関心領域と学会活動:大気環境場におけるエアロゾルの挙動と個別粒子化学組成分析。
  日本エアロゾル学会編集委員、総務委員長等を歴任。
  主要著書:『バイオマス・エネルギー・環境』(共著)アイピーシー、2001年。
岩坂 泰信(いわさか やすのぶ)  名古屋大学大学院環境学研究科教授
  関心領域と学会活動:エアロゾルの大気中での機能。日本エアロゾル学会会長、アジア
  エアロゾル研究協議会会長
  主要著書:『環境学入門 2 大気環境学』岩波書店、2003年。
大谷 吉生(おおたに よしお)  金沢大学大学院自然環境学研究科教授・副研究科長
  関心領域と学会活動:エアロゾルの動力学、分離、捕集。日本エアロゾル学会元編集委員長、
  粒度分布測定に関するISO/SC国内委員会委員長。
  主要著書:『基礎化学工学・第5章流体からの粒子の分離』培風館、1999年。
奥山 喜久夫(おくやま きくお)  広島大学大学院工学研究科教授
  関心領域と学会活動:エアロゾルプロセスによるナノ粒子材料の合成、日本エアロゾル学会会長
  米国エアロゾル学会誌副編集委員長。
  主要著書:『微粒子工学』(共著)オーム社、1992年。
金岡 千嘉男(かなおか ちかお)  石川工業高等専門学校長
  関心領域と学会活動:エアロゾルの挙動と捕集。日本エアロゾル学会副会長、日本粉体工学会
  副会長等を歴任。
  主要著書:『集塵の技術と装置』(共著)日刊工業新聞、1997年。
坂本 和彦(さかもと かずひこ)  埼玉大学大学院理工学研究科教授
  関心領域と学会活動:大気エアロゾルの挙動と二次生成。大気環境学会副会長、日本エアロゾル
  学会理事等。
  主要著書:『身近な地球環境問題』(共著)コロナ社、1997年。
畠山 史郎(はたけやま しろう)  国立環境研究所大気圏環境研究領域大気反応研究室長
  関心領域と学会活動:酸性雨と大気汚染の化学過程。日本エアロゾル学会理事、大気環境学会
  評議員等。
  主要著書:『酸性雨―誰が森林を傷めているのか?』日本評論社、2003年。
藤井 修二(ふじい しゅうじ)  東京工業大学大学院情報理工学研究科教授
  関心領域と学会活動:建築環境工学、クリーンルームとコンタミネーションコントロール。
  日本エアロゾル学会理事、ISO/TC209/日本委員等
  主要著書:『クリーンルーム環境の計画と設計』(共著)オーム社、2000年。
明星 敏彦(みょうじょう としひこ)  産業医学総合研究所人間工学特性研究部主任研究官
  関心領域と学会活動:環境中エアロゾルの計測法および呼吸用保護具等の性能評価。
  日本エアロゾル学会理事、日本労働衛生工学会評議員、国際呼吸保護学会日本支部理事等。

目次

1 写真編
2 概論
   エアロゾルとは
   エアロゾルの発生源と性状
   大気中の動態
   性状と人体への影響
   性状と環境影響
3 物性
   粒径と粒度分布、粒子とエアロゾルの
   物理性状決定因子
   化学性状
   光学的特性
4 動力学
   気体と微粒子の相互作用
   慣性運動,沈降
   静電場における運動
   沈着/再飛散
   拡散
   泳動
   凝集
   凝縮と核生成
5 化学反応
   硫酸系エアロゾル
   硝酸系エアロゾル
   有機エアロゾル生成過程
   有機エアロゾルの組成・分布
   無機エアロゾルの組成・分布
   自然起源硫黄化合物
   不均一反応
6 計測・測定
   計測・測定法の概要
   個数濃度測定
   質量濃度測定
   粒径測定:静電気力・光
   粒径測定:慣性力・拡散
   有機成分測定 
   無機成分分析
   サンプリング
   個々のエアロゾル粒子の分析法
   衛星リモートセンシング
   ライダー計測
   データ逆変換
   エアロゾルの放射効果の計測
   航空機観測
   エアロゾルの同位体計測と動態解析
7 ディーゼル粒子
   DEPの特性
   DEP測定
   DPF
8 健康・医療とエアロゾル
   呼吸器沈着モデル
   吸入療法+薬剤
   感染症対策,生物粒子
   花粉
   たばこ煙
   負イオン
9 室内・作業環境
   作業環境管理
   室内空気
   換気
   呼吸用保護具
   放射性粒子
   アスベスト・結晶質シリカ
10 地域環境・汚染
   環境基準
   日本の汚染概況
   世界の大気中粒子状物質の汚染状況
   排出規則
   ダイオキシン
11 気象・地球環境
   火山性エアロゾルの気候影響
   黄砂,土壌,鉱物エアロゾル
  極域成層圏雲とオゾンホール
   温暖化とエアロゾル
   オゾン層破壊とエアロゾル
   海塩粒子
   雲,霧,煙霧,環八雲
   北極ヘイズ
12 粒子合成
   CVD法
   PVD法
   噴霧法
   レーザーアブレーション
   プラズマ加熱法
13 ナノテクノロジー
   ナノ粒子
   クラスター
   デバイスへの応用
14 プロセシング
   分級、空気分級
   気中分散
   輸送
   造粒,コーティング
15 機能性材料
   シリカ粒子
   酸化チタン
   金属触媒
16 集塵
   集塵方式(流通、障害物、隔壁)
   電気集塵
   サイクロン
   エアフィルタ
   バグフィルタ
   洗浄集塵
   高温集塵技術
17 クリーンルーム
   クリーンルームの概要と清浄度
   システム
   性能評価法
   汚染と清浄化
18 試験粒子
   標準粒子
   試験粒子発生法
   工業規格
19 動力学モデル
   数値流体解析プログラム
   一般動力学方程式
   分子軌道法
20 環境モデル
   大気エアロゾルのモデル研究
   化学輸送モデルとエアロゾル
   リセプターモデルとエアロゾル
   地域規模環境モデル
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