環境人間学と地域
シベリア 温暖化する極北の水環境と社会

檜山哲哉・藤原潤子 編著

A5上製・512頁・税込 7,020円
ISBN: 9784876983155
発行年月: 2015/03
在庫あり

受賞

平成28年度 水文・水資源学会 学術出版賞

書評

『北海道民族学』第12号(2016)、75-77頁
『極地』Vol.53 No.2、95-96頁、評者:山内恭氏

内容

人が暮らす最も寒い地域,シベリア。水の凍結と融解が自然環境を支配し,特有の自然と文化を育んできたこの地は今,大きな変化に晒されている。温暖化による生態系と水環境の変化,社会変化がもたらす影響と,それに適応して生きる人々の姿を描く。

目次

巻頭付録
 口絵
 地図1 ロシア広域
 地図2 シベリア行政区分
 地図3 サハ共和国(ヤクーチア)
 シベリアに関する略年表
 シベリア先住民族一覧
「環境人間学と地域」の刊行によせて
はじめに

第1部 シベリアの自然と水環境

第1章 気候・凍土と水環境  [檜山哲哉]
1―1 凍土と植生
(1)シベリアの凍土・植生と景観の成り立ち
(2)シベリアの現在の気候と水循環
1―2 シベリアの温暖化
(1)温暖化は起こっているのか
(2)水循環と水環境はどう変わっているか
(3)温暖化は水環境変化を通してシベリア地域社会に影響を及ぼす
(4)温暖化で「植生―凍土」共生系は崩壊するか
1―3 シベリア気候研究における長期的視点の重要性

第2章 シベリアの植生  [杉本敦子]
2―1 植生の地理的分布と特徴
2―2 気候変動と景観・植生の変遷
(1)タイガの景観
(2)森林ツンドラとツンドラ
2―3 永久凍土生態系
(1)永久凍土の水循環システム
(2)過去100年間の森林環境
(3)タイガ林の栄養塩循環
(4)人間活動の影響と森林火災
2―4 シベリアの植生の脆弱性と将来

第3章 シベリアの動物相と温暖化の影響  [立澤史郎・I.オクロプコフ]
3―1 シベリアの陸生脊椎動物相
(1)マンモス動物群
(2)現生哺乳類相の特徴と変化
(3)急速に変化する鳥類相と両生・爬虫類相
3―2 野生動物の土地利用と水系の変化
(1)ジャコウウシの季節移動と河川凍結時期の遅れ
(2)コハクチョウの渡りと肉食獣の北上
(3)外来種マスクラットとアラースの拡大
3―3 野生トナカイの生息地利用と温暖化
(1)トナカイの生息現状
(2)野生トナカイの季節移動とハビタット利用
(3)政策への応用と今後の課題
3―4 シベリア動物相の保全
◉コラム1 シベリアに関係する北極の気候  [大島和裕]
◉コラム2 フラックス観測―植生と大気の見えない「つながり」を測る  [小谷亜由美]
◉コラム3 2005年~2008年のヤクーツク地域の過湿イベント  [太田岳史]
◉コラム4 タイガの蒸発散はどのように表現できるか?  [山崎 剛]
◉コラム5 衛星データからみたシベリアの植生変化  [山口 靖・山本一清・陳 学泓]
◉コラム6 西シベリアにおけるメタン放出量の推定  [S. マクシュートフ・金 憲淑]

第2部 荒ぶる水―シベリアの洪水と社会

第4章 シベリアの河川流出  [八田茂実]
4―1 シベリアの河川流出の重要性
4―2 レナ川流域の概要
(1)流域と水文資料
(2)水文資料にみるいくつかの特徴
4―3 レナ川支流域の流況と長期的な流量変動
(1)レナ川支流域の流況
(2)レナ川流域の長期的な流量変動
4―4 レナ川流域の洪水流出特性
(1)水文モデルの概要
(2)洪水流出の特徴

第5章 氾濫原の農牧地利用と気候変動  [酒井 徹]
5―1 温暖化研究における衛星リモートセンシング利用の意義
5―2 レナ川流域の農牧地の利用
5―3 レナ川流域の気候変動:温暖化と湿潤化
5―4 レナ川流域の気象災害:春洪水と夏洪水
5―5 リモートセンシングによる監視

第6章 恵みの洪水が災いの水にかわるとき  [高倉浩樹]
6―1 レナ川の解氷洪水
6―2 中洲の生活
(1)生活空間としての中洲
(2)アイスジャム発生についての認識
6―3 災害としての洪水
(1)近年の変化
(2)2010年の解氷洪水災害
(3)洪水対策行政
6―4 地域住民の洪水認識と行動
(1)洪水による家畜災害と水の滞留
(2)洪水災害の記憶
(3)洪水への適応行動
6―5 洪水被害のない水害
(1)干し草不足
(2)中洲の分散利用
6―6 気候変動と社会変化が河川利用の文化生態に与える影響
6―7 文化生態と適応の限界
◉コラム7 気温データで予測するレナ川アイスジャム災害  [吉川泰弘]
◉コラム8 永久凍土は融けているのか? ―夏の河川流量から見た永久凍土動態  [檜山哲哉・W. ブルッツァート]

第3部 水をめぐる多様なまなざし ―北方諸民族の文化にみる水

第7章 北方諸民族のフォークロアにみる水観念  [山田仁史]
7―1 水をめぐる神話と観念
(1)恐ろしい水
(2)原初の水、終末の水
(3)魔物の住処としての水界
(4)生命の水
7―2 水の認知・認識・知識
(1)認知と認識
(2)民俗知識
(3)水界の「主」
(4)水の人格化
7―3 災害の描写とそれへの対応
7―4 水観念の共通点と相異点

第8章 チュクチ・カムチャツカ諸語のフォークロアにみる自然観  [永山ゆかり]
8―1 火の信仰
8―2 世界観の概要
(1)世界の構成
(2)主(ぬし)の概念
(3)海の主
(4)湖の主
(5)無生物の人格化
8―3 創世伝承と水
(1)世界の起源
(2)川や湖の起源
(3)雨の起源
8―4 川とフォークロア
8―5 人と自然
8―6 自然環境・生業と自然観

第9章 口琴ホムスを通じてみたサハの自然と人  [荏原小百合]
9―1 「国民楽器」ホムス
9―2 演奏の修得と自然に関する曲目
9―3 ホムスの製作と鍛冶師
9―4 ホムス演目の生成と自然
9―5 ホムスを通じてサハの大地が語る
9―6 ホムスと自然と人
◉コラム9 水・氷・洪水に関わるサハ語  [江畑冬生]
◉コラム10 トナカイ牧畜民の日常生活における水  [大石侑香]

第4部 気候変化への社会の適応

第10章 適応と脆弱性  [石井 敦]
10―1 「適応タブー」を超えて
10―2 適応・脆弱性とは何か
10―3 文理融合研究における「複合研究」
10―4 多様なアプローチ
(1)定性的研究
(2)定量的研究
(3)複合研究
10―5 適応政策に向けて

第11章 資源動物利用に関わる環境変動と住民の適応  [立澤史郎・吉田 睦・中田 篤・池田 透]
11―1 シベリアの狩猟
(1)狩猟の低迷化
(2)狩猟の社会経済
11―2 毛皮獣利用と環境変化
(1)シベリアにおける毛皮獣狩猟の変遷
(2)マイナーサブシステンスとしての狩猟
(3)生産重視から生態系管理へ―マスクラット問題と管理
(4)狩猟者及び地域住民における気候変動への認識
(5)毛皮獣利用の今後の課題
11―3 野生トナカイ利用と環境変化
(1)トナカイ猟
(2)野生トナカイの生態変化とその社会的影響
11―4 トナカイ牧畜と環境変化
(1)シベリアにおけるトナカイ牧畜
(2)トナカイ牧畜に対する地球温暖化の影響
(3)西シベリアの状況
(4)東シベリア(サハ共和国)の状況
(5)トナカイ牧畜のまとめ
11―5 北方少数民族の環境変化に対する認識と適応
(1)トナカイ牧夫会議での聞き取りから
(2)温暖化がトナカイ牧畜に及ぼす影響 ―インタビューから
(3)岐路に立つ遊動文化
(4)動き出す少数民族 ―2つのワークショップ
11―6 北方少数民族の社会適応の今後

第12章 洪水リスクへの適応―サハ共和国の移住政策   [藤原潤子]
12―1 川辺の村でのくらし
12―2 春の解氷のリスク化
12―3 移住までの道のり
(1)考察対象
(2)どのように移住するか?
(3)移住の最終決定者は誰か?
(4)村存亡の閾値はどこか?
(5)最終的にいかに移住を説得したか?
(6)長期に渡る移住プロセス
12―4 在来知を生かした適応

第13章 シベリアの水環境変動と社会適応 ―東日本大震災との対比からみたリスクへの対応  [奥村 誠]
13―1 水環境とその恩恵
(1)シベリアの水環境とその恩恵
(2)三陸地方の水環境とその恩恵
13―2 水環境変動がもたらす問題
(1)シベリアの気候変動に伴う水環境変動
(2)急激な水環境の変動としての津波
13―3 社会変動がもたらす問題
(1)ソビエト連邦崩壊に起因する社会変動
(2)三陸地方が直面する社会変動
13―4 リスクに対する適応と脆弱性の概念
(1)リスクマネジメントの脆弱性概念
(2)レジリエンスの三角形と減災
(3)シベリアと三陸地方におけるリスクと適応戦略
13―5 リスク対応策の特徴と限界
(1)脆弱性を低めるための防災対策の限界
(2)回復力を高めるための減災戦略の特徴と限界
(3)超過外力問題と巨大災害に関する理解
(4)避難行動の外部性と避難促進策の必要性
(5)危険な場所をぎりぎりまで利用することを防ぐ仕組み
13―6 経験が乏しいリスクへの対応力
◉コラム11 衛星データを使ったトナカイ放牧地の植生解析  [吉田 睦]
◉コラム12 シベリアのエネルギー資源と日ロ関係  [杉本 侃]
◉コラム13 システム・ダイナミックスでみるトナカイ牧民経済  [加賀爪優]

おわりに ―本書のまとめにかえて
あとがき
索引
執筆者紹介
巻末カラー図版

プロフィール

【編者】
檜山 哲哉(ひやま てつや) はじめに、第1章、コラム8、部扉、おわりに、あとがき
名古屋大学地球水循環研究センター教授
名古屋大学大気水圏科学研究所助手、同・地球水循環研究センター助教授および准教授、総合地球環境学研究所准教授を経て、2014年4月から現職。
専門分野:水文学、気候・気象学、地球環境学
主な著作:『新しい地球学―太陽―地球―生命圏相互作用系の変動学』(共編著、名古屋大学出版会)、『水の環境学―人との関わりから考える』(共編著、名古屋大学出版会)

藤原 潤子(ふじわら じゅんこ) 第12章、あとがき
日本学術振興会特別研究員
東北大学東北アジア研究センター機関研究員、総合地球環境学研究所上級研究員などを経て、2014年10月から現職。
専門分野:文化人類学、ロシア研究
主な著作:『呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院)、『水・雪・氷のフォークロア―北の人々の伝承世界』(共編著、勉誠出版)、『途絶する交通、孤立する地域』(共著、東北大学出版会)

【執筆者】
池田 透(いけだ とおる) 第11章11―2節
北海道大学大学院文学研究科教授
専門分野:保全生態学、野生動物管理学(外来種管理)、地域科学
主な著作:『日本の外来哺乳類―管理戦略と生態系保全』(編著、東京大学出版会)、『外来生物が日本を襲う!』(監修、青春出版社)、『極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民』(分担執筆、新泉社)、『生物という文化―人と生物の多様な関わり』(編著、北海道大学出版会)

石井 敦(いしい あつし) 第10章
東北大学東北アジア研究センター准教授
専門分野:国際関係論、科学技術社会学
主な著作:『解体新書「捕鯨論争」』(編著、新評論)、“Path Dependence and Paradigm Shift: How Cetacean Scientists Learned to Develop Management Procedures that Survived the Controversial Whaling Regime” Review of Policy Research, 31, 257―280.(共著)、Governing the Air: The Dynamics of Science, Policy, and Citizen Interaction(分担執筆、MIT Press)、“An alternative explanation of Japan’s whaling diplomacy in the post-moratorium era” Journal of International Wildlife Law and Policy, 10, 55―87.(共著)、「国際捕鯨委員会における不確実性の管理―実証主義から管理志向の科学へ」『科学技術社会論研究』第3号(共著)

江畑 冬生(えばた ふゆき) コラム9
新潟大学人文学部准教授
専門分野:言語学・サハ語
主な著作:『サハ語文法』(共著、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)、『水・雪・氷のフォークロア―北の人々の伝承世界』(共著、勉誠出版)、『ニューエクスプレス・スペシャル 日本語の隣人たち』(共著、白水社)

荏原 小百合(えはら さゆり) 第9章
北海道大学大学院文学研究科専門研究員
専門分野:文化人類学、音楽人類学
主な著作:「サハ―歌謡と口琴」『水・雪・氷のフォークロア―北の人々の伝承世界』(分担執筆、勉誠出版、pp.217―242)

大石 侑香(おおいし ゆか) コラム10
首都大学東京大学院人文科学研究科博士後期課程
専門分野:社会人類学、シベリア民族誌
主な著作:「西シベリア・タイガ地帯北部におけるトナカイ飼育の脱集団化過程と複合的生業の現在」『北海道立北方民族博物館研究紀要』(第23号、pp.1―21)

大島 和裕(おおしま かずひろ) コラム1
海洋研究開発機構地球環境観測研究開発センター研究員
専門分野:気候学、気象学
主な著作:「北半球寒冷圏陸域の気候・環境変動」(分担執筆、日本気象学会、第2章pp.12―26)

太田 岳史(おおた たけし) コラム3
名古屋大学大学院生命農学研究科教授
専門分野:森林気象水文学
主な著作:『森林水文学』(塚本良則編、文永堂出版)、「Permafrost Ecosystems」(ed. Osawa A., et al., Springer)、「Responses of Energy Budget and Evapotranspiration to Climate Change in Eastern Siberia」(ed. Park H., et al., InTech.)

奥村 誠(おくむら まこと) 第13章
東北大学災害科学国際研究所教授
専門分野:土木計画学、被災地支援学、都市間交通
主な著作:『土木計画学』(単著、コロナ社)、『途絶する交通・孤立する地域』(共編共著、東北大学出版会)、『これからの都市・地域政策―「実験型都市」が未来を創る』(分担執筆、中央経済社)

I. M. オクロプコフ(Innokentiy M. Okhlopkov) 第3章
ロシア科学アカデミーシベリア支部寒冷圏(凍土圏)生物問題研究所副所長、ロシア北東連邦大学理学部教授
専門分野:動物生態学、哺乳類学、野生動物保全管理学
主な著作:Nature Park “Lena Pillars”: past, present and future(共編著、Siberian Blanch of Russian Academy of Science)、“Эколого-физиологические особенности холодоустойчивости зайца-беляка (Lepus timidus) на северо-востоке Сибири.” Ж. ДАН, Т. 419. No 6. С. 1―4(共著)

加賀爪 優(かがつめ まさる) コラム13
京都大学農学研究科教授
専門分野:地域環境経済学、国際貿易論
主な著作:『食糧・資源貿易と経済発展』(大明堂)、「日系食品企業による海外直接投資の国際的波及効果に関する応用一般均衡分析―FDIパネルデータに基づくCGEモデルによる接近」『生物資源経済研究』(第16号、pp.33―54)、「経済グローバリゼーションと農業―東アジア経済圏連携の可能性」『農業経済研究』(第79巻、第2号(日本農業経済学会大会シンポジウム座長解題)、pp.46―48)

金 憲淑(きむ ほんしゅく) コラム6
国立環境研究所特別研究員
専門分野:大気科学

小谷 亜由美(こたに あゆみ) コラム2
名古屋大学大学院生命農学研究科助教
専門分野:水文気象学
主な著作:『北半球寒冷圏陸域の気候・環境変動」(分担執筆、日本気象学会、第6章pp.63―82)

酒井 徹(さかい とおる) 第5章
農業環境技術研究所特別研究員
専門分野:衛星リモートセンシング

杉本 敦子(すぎもと あつこ) 第2章
北海道大学大学院地球環境科学研究院教授
専門分野:生物地球科学
主な著作:『気象学における水安定同位体比の利用』(共編者、日本気象学会)、『陸域生態系の科学―地球環境と生態系』(分担執筆、共立出版)

杉本 侃(すぎもと ただし) コラム12
公益財団法人環日本海経済研究所副所長
専門分野:ロシアのエネルギー開発、日ロ経済関係、北東アジア地域エネルギー安全保障
主な著作:「2030年までのロシアの長期エネルギー戦略」(東西貿易通信社)、「The Foundation of Japan-Russia Energy Cooperation:The History of the Ups and Downs of the Sakhalin Project」(The Northeast Asian Economic Review Vol.1 No.2 December 2013)、「北東アジアのエネルギー政策と経済協力」(共著、京都大学学術出版会)

高倉 浩樹(たかくら ひろき) 第6章
東北大学東北アジア研究センター教授
専門分野:社会人類学 ロシア・シベリア研究
主な著作:Arctic Pastoralist Sakha: Ethnography of Evolution and Microadaptation in Siberia (Trans Pacific Press)、『展示する人類学―日本と異文化をつなぐ対話』(編著、昭和堂)、『極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民』(編著、新泉社)、『社会主義の民族誌―シベリア・トナカイ飼育の風景』(東京都立大学出版会)

立澤 史郎(たつざわ しろう) 第3章、第11章11―1, 3, 5, 6節
北海道大学大学院文学研究科助教
専門分野:動物生態学、保全生態学、環境科学教育
主な著作:『世界遺産春日山原始林―照葉樹林とシカをめぐる生態と文化』(分担執筆、ナカニシヤ出版)、『生物という文化』(分担執筆、北海道大学出版会)、『環境倫理学』(分担執筆、東京大学出版会)、『馬毛島、宝の島』(共編著、南方新社)、Sika Deer: Biology and Management of Native and Introduced Populations(分担執筆、McCullough et al. eds., Springer)

陳 学泓(ちぇん しぇーほん) コラム5
北京師範大学地表過程・資源生態国家重点実験室准教授
専門分野:空間情報処理、リモートセンシング
主な著作:“An automated approach for updating land cover maps based on integrated change detection and classification methods” ISPRS Journal of Photogrammetry and Remote Sensing, 71, 86―95. (共著)、“Scale effect of vegetation index based spatial sharpening for thermal imagery: a simulation study by ASTER data” IEEE Geoscience and Remote Sensing Letters, 9 (4), 549―553.(共著)

中田 篤(なかだ あつし) 第11章11―4節(2),(4)
北海道立北方民族博物館主任学芸員
専門分野:北方人類学、人と動物の関係学
主な著作:『環北太平洋の環境と文化』(分担執筆、北海道大学出版会)、『開発と先住民』(分担執筆、明石書店)、『極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民』(分担執筆、新泉社)

永山 ゆかり(ながやま ゆかり) 第8章
北海道大学大学院文学研究科助教
専門分野:言語学・アリュートル語(チュクチ・カムチャツカ諸語)
主な著作:中川裕監修・小野智香子編『ニューエクスプレス・スペシャル 日本語の隣人たちII』(分担執筆、白水社)、『水・雪・氷のフォークロア―北の人々の伝承世界』(共編著、勉誠出版)、『極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民』(分担執筆、新泉社)

八田 茂実(はった しげみ) 第4章
独立行政法人国立高等専門学校機構苫小牧工業高等専門学校教授
専門分野:水文学
主な著作:『積雪寒冷地の水文・水資源』(分担執筆、信山社サイテック)

W. ブルッツァート(Wilfried Brutsaert) コラム8
米国コーネル大学 教授(William L. Lewis Professorship in Engineering)
専門分野:水文学、大気境界層気象学
主な著作:『Evaporation into the Atmosphere: Theory, History, and Applications』(単著、Kluwer Academic Publishers、1982)、『Hydrology: An Introduction』(単著、Cambridge University Press、2005)

S. マクシュートフ(Shamil Maksyutov) コラム6
国立環境研究所地球環境研究センター物質循環モデリング・解析研究室 室長
専門分野:大気科学、大気物理

山口 靖(やまぐち やすし) コラム5
名古屋大学大学院環境学研究科教授
専門分野:リモートセンシング、地球惑星科学
主な著作:『宇宙から見た地形―日本と世界』(分担執筆、朝倉書店)、『基礎からわかるリモートセンシング』(分担執筆、理工図書)、『新しい地球学―太陽―地球―生命圏相互作用系の変動学』(分担執筆、名古屋大学出版会)、『古地図で楽しむなごや今昔』(分担執筆、風媒社)

山崎 剛(やまざき たけし) コラム4
東北大学大学院理学研究科准教授
専門分野:気象学、雪氷学、水文学
主な著作:『水環境の気象学―地表面の水収支・熱収支』(分担執筆、朝倉書店)

山田 仁史(やまだ ひとし) 第7章
東北大学大学院文学研究科准教授
専門分野:宗教人類学、宗教民族学
主な著作:『神の文化史事典』(共編著、白水社)、『アジアの人類学』(共編著、春風社)、『水・雪・氷のフォークロア―北の人々の伝承世界』(共編著、勉誠出版)、ミュラー『比較宗教学の誕生』(共訳、国書刊行会)

山本 一清(やまもと かずきよ) コラム5
名古屋大学大学院生命農学研究科准教授
専門分野:森林計測学、森林リモートセンシング
主な著作:『人工林荒廃と水・土砂流出の実態』(分担執筆、岩波書店)、『森林組織計画』(分担執筆、九州大学出版会)

吉川 泰弘(よしかわ やすひろ) コラム7
北見工業大学社会環境工学科助教
専門分野:河川工学、河氷工学
主な著作:『東日本大震災合同調査報告 共通編2 津波の特性と被害』(分担執筆、丸善出版)、「結氷河川における解氷現象と実用的な氷板厚計算式の開発」(土木学会論文集B1(水工学)、Vol.68、No.1、pp.21―34、共著)

吉田 睦(よしだ あつし) 第11章11―4節(1)(3)(5)、コラム11
千葉大学文学部教授
専門分野:北方ユーラシア先住民文化研究
主な著作:『シベリア牧畜民の食の文化・社会誌』(彩流社)、『極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民』(共著、新泉社)