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古代世界の呪詛板と呪縛呪文

ジョン・G・ゲイジャー 編/志内一興 訳

A5上製・488頁

ISBN: 9784876988914

発行年月: 2015/12

  • 本体: 5,400円(税込 5,940円
  • 在庫あり
 
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書評

『毎日新聞』2016年1月17日付朝刊「今週の本棚」
『史學雜誌』第125編第10号、110頁、評者:井上秀太郎氏

プロフィール

志内 一興(しうち かずおき)

東京都生まれ
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学 博士(文学)
中央大学他兼任講師 専攻は古代ローマ史

主要著作
『ローマ帝国と地中海文明を歩く』(共著、講談社)
『ラテン語碑文で楽しむ古代ローマ』(共著、研究社)
『古代ローマ検定 公式問題集』(共著、学研パブリッシング)

目次

  凡 例
  略 号
  はじめに

序 章
 呪詛板の素材
 呪詛板に記されたメッセージ
 神々、精霊たち、死者の霊魂
 人形、髪の毛、釘——呪詛板の付属品
   小像の利用
   頭髪と衣服の利用
   丸める、折りたたむ、釘で封をする
 呪詛板の安置
 呪詛板の追求する効果
 呪詛板は効果があったのか
 呪詛板と法律との関係
 「魔術」と「宗教」
 ギリシア・ローマ時代以前および以後における呪詛

第1章 競技呪詛板——劇場や競走場で
 史料の解説と翻訳(№1〜17)
第2章 性愛の呪詛板——セックス、愛、そして結婚
 史料の解説と翻訳(№18〜36)
第3章 訴訟・政争——「法廷で舌が麻痺しますように!」
 史料の解説と翻訳(№37〜59)
第4章 ビジネス、商店、酒場での呪詛板
 史料の解説と翻訳(№60〜82)
第5章 正義と復讐を求める嘆願呪詛板
 史料の解説と翻訳(№83〜101)
第6章 その他の呪詛板
 史料の解説と翻訳(№102〜118)
第7章 護符、解毒呪文、対抗呪文
 史料の解説と翻訳(№119〜134)
第8章 文学史料、碑文史料の証言
 史料の解説と翻訳(№135〜168)

  特殊用語解説
  訳者あとがき
  本文注
  索  引
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