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陸水学(原著第2版)

A・J・ホーン/C・R・ゴールドマン著 手塚泰彦訳

B5上製・638頁

ISBN: 9784876980857

発行年月: 1999/09

  • 本体: 7,800円(税込 8,580円
  • 在庫なし
 
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内容

河川や湖沼など陸の中の水「陸水」は、飲用水など、さまざまな面で人々の暮らしと密接に関連しているが、その世界を総合的に体系立てた書物は、わが国では皆無であった。そのようななかで、海外で高い評価を得た教科書の最新版を陸水生物学の第一人者が訳した本書は、水環境に関心をもつ者にとって待望久しかったものである。

プロフィール

訳者
手塚泰彦(てづか やすひこ)

京都大学名誉教授.日本生態学会,日本陸水学会,日本微生物生態学会,日本水処理生物学会,応用生態工学研究会会員.理学博士.
1931年 北海道生まれ. 1954年 東京都立大学理学部生物学科卒業.
1960年 東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了. 東京都立大学理学部助手・助教授,京都大学理学部教授・理学部付属大津臨湖実験所所長,京都大学生態学研究センター教授を歴任.元日本陸水学会会長.

主著
『陸水生物生産研究法』(共著),講談社,1969.
『環境汚染と生物II──水質汚濁と生態系』,生態学講座34,共立出版,1972.
『河川の汚染』,築地書館,1974.
『生態学辞典』(共著),1974.『微生物学辞典』(共著),技報堂出版,1989.

目次

第1章 陸水学──過去、現在そして未来
第2章 水界生態系の構造
第3章 水 と 光
第4章 熱
第5章 水の動き
第6章 自然水の化学概論
第7章 酸素と二酸化炭素
第8章 窒  素
第9章 リ  ン
第10章 ほかの栄養素
第11章 湖沼、渓流および河口域の生物
第12章 植物プランクトンとペリフィトン
第13章 動物プランクトンと底生動物
第14章 魚と漁業
第15章 食物連鎖の動態
第16章 渓流と河川
第17章 大河川とその氾濫原
第18章 湿  地
第19章 河 口 域
第20章 湖沼と河口域の起源、富栄養化および古陸水学
第21章 比較陸水学と地域陸水学
第22章 応用陸水学
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