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西洋古典叢書 G009

自然の機能について

ガレノス 種山 恭子 訳 内山 勝利 編

四六変上製・268頁

ISBN: 9784876981120

発行年月: 1998/08

  • 本体: 3,000円(税込 3,300円) 月報12
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内容

ローマ時代のギリシャ人医師ガレノスは、マルクス・アウレリウスによって皇帝の侍医として活躍したが、「自然と造物主のすることで無駄なものは何もない」として医学理論の統一を試みた。本書では、<自然>=ピュシスを生命の力と見て、さまざまな実践的解剖所見を援用しながら、当時の機械論者を論破している。本邦初訳。

プロフィール

種山 恭子(くさやま きょうこ)

元弘前大学人文学部教授
1931年 京都府生まれ
1960年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
1984年 松蔭女子学院大学教授を経て弘前大学人文学部教授
1995年 死去

主な著訳書
『ティマイオス』プラトン全集(岩波書店)
アリスタルコス『太陽と月の大きさと距離について』世界の名著(中央公論社)
ホワイトヘッド『観念の冒険(抄)』(中央公論社)

内山 勝利(うちやま かつとし)

京都大学大学院文学研究科教授
1942年 兵庫県生まれ
1975年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
1993年 関西大学教授、京都大学助教授を経て現職

主な著訳書
R・S・ブロック『プラトン入門』(岩波書店)
『ソクラテス以前哲学者断片集』(編訳、岩波書店)
『神と実在へのまなざし』新・哲学講義(編著、岩波書店)

目次

第 一 巻
第 二 巻
第 三 巻

  補  註
  解  説
  固有名詞索引・事項索引・身体部位の名称

月報12
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