|
内容
理想的君主と仰がれたペルシア帝国の始祖キュロスの生涯について語りながら、あるべき政治と教育を論じた大作である。きわめて洗練された文体で書かれ、しかも小説的な潤色を加えており、先駆的な歴史小説と見なされる。プラトンの教育論と比較してみると趣は異なるが、モラリスト・クセノポンの一面をかいま見せる。一大教養書として、ヨーロッパにおいて広く長く読み継がれてきた名著である。本邦初訳。
目次
第一巻
第二巻
第三巻
第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第八巻
関連地図(本文末に挿入)
解 説
索 引
プロフィール
松本仁助(まつもと にすけ)
大阪大学名誉教授
1927年 大阪市生まれ
1951年 京都大学文学部卒業
同志社大学教授、大阪大学教授、大阪学院大学教授を経て2002年退職
主な著訳書
『「オデュッセイア」研究』(北斗出版)
『ギリシア叙事詩の誕生』(世界思想社)
『ギリシア文学を学ぶ人のために』(編著、世界思想社)
『アリストテレース詩学・ホラーティウス詩論』(共訳、岩波文庫)
クセノポン『小品集』(京都大学学術出版会)
|