西洋古典叢書G067
モラリア9

プルタルコス 伊藤照夫 訳

四六変・上製・317頁・税込 3,672円 月報86
ISBN: 9784876981892
発行年月: 2011/05
在庫あり

内容

結婚を主題としつつ,形式的にも内容的にもプラトンの対話篇に範をとった『エロス談義』の新訳に加え,哲学者や神官という顔のほか公職の経験もあった著者が,「ローマの平和」の下に生きるギリシア人にしてかつ現実主義的な常識人として,同時代の学識者や権力者,余生に迷う老友や将来に悩む若者らに贈った政治的処世訓などを収録する.

目次

エロス談義
情話五題
哲学者はとくに権力者と語り合うべきことについて
教養のない権力者に一言
老人は政治活動に従事するべきか
政治家になるための教訓集
独裁政治と民主政治と寡頭政治について

解 説

プロフィール

伊藤照夫(いとう てるお)
京都産業大学文化学部教授
1942年 長野県生まれ
1974年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
1981年 助教授を経て現職

主な著訳書
『ギリシア悲劇全集2』(共訳、岩波書店)
『ギリシア悲劇全集12』(共訳、岩波書店)
アラトス他『ギリシア教訓叙事詩集』(京都大学学術出版会)