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西洋古典叢書 G083

悲劇全集 3

エウリピデス 丹下 和彦 訳

四六変上製・534頁

ISBN: 9784876982943

発行年月: 2014/02

  • 本体: 4,600円(税込 5,060円) 月報106
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内容

勝者の未来に待つ破局という神の予告、および敗者の惨状の強調が、上演当時の祖国アテナイに対する作者の政治的プロテストを窺わせる『トロイアの女たち』、辺境の地で巫女を勤める姉と、その前に生贄として引き出された弟との再会・脱出劇『タウロイ人の地のイピゲネイア』に加え、『ヘラクレス』、『イオン』の4篇を収録。(全5冊)

プロフィール

丹下 和彦(たんげ かずひこ)
関西外国語大学教授、大阪市立大学名誉教授
1942年 岡山市生まれ
1970年 京都大学大学院文学研究科博士課程中退
2005年 京都大学博士(文学)
和歌山県立医科大学教授、大阪市立大学教授を経て現職

主な著訳書
『ギリシア悲劇全集』5・6巻(共訳、岩波書店)
『ギリシア悲劇全集』別巻(共著、岩波書店)
『ギリシア悲劇研究序説』(東海大学出版会)
カリトン『カイレアスとカッリロエ』(国文社)
『女たちのロマネスク──古代ギリシアの劇場から』(東海大学出版会)
アルクマン他『ギリシア合唱抒情詩集』(京都大学学術出版会)
『旅の地中海──古典文学周航』(京都大学学術出版会)
『ギリシア悲劇──人間の深奥を見る』(中公新書)
『ギリシア悲劇ノート』(白水社)
『ギリシア喜劇全集』3・8巻(共訳、岩波書店)
『ギリシア喜劇全集』別巻(共著、岩波書店)
『食べるギリシア人──古典文学グルメ紀行』(岩波新書)
エウリピデス『悲劇全集』1・2(京都大学学術出版会)

目次

ヘラクレス
トロイアの女たち
タウロイ人の地のイピゲネイア
イオン

作品解説
参考文献表

月報106
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